SAPIX(サピックス) VS 他塾 > APIX小学部ニュース
2006年から始まった消費者約8万人が顧客満足度の高いサービス企業を選んだ「オリコン顧客満足度ランキングアワード2010」が発表されました。
中学受験 塾・予備校(総合)のランキングは以下の通りです。
1位 76.36点 CG啓明館
2位 74.39点 四谷大塚
3位 73.54点 東進スクール
4位 71.58点 日能研
5位 71.07点 サピックス
6位 70.21点 進学塾ena
7位 69.30点 早稲田アカデミー
8位 69.29点 栄光ゼミナール
9位 67.77点 明光義塾
10位 66.84点 市進学院
オリコンは2006年から日本のサービス産業の発展を目的として毎年「CSランキング」を発表しています。
(注)SAPIX小学部を運営する株式会社ジーニアスエデュケーションは、SAPIX 中学部・高校部を運営していた株式会社サピエンス研究所とは資本関係のない別法人です。
2009年9月1日、SAPIX中学部・高校部を運営する株式会社サピエンス研究所は、代々木ゼミナールのグループ会社となりました。SAPIX中学部・高校部は首都圏を中心に26教室を展開し、難関高校への合格実績を多数出してきましたが、昨今の少子化による塾生の減少や塾離れなどから、今回全国に29校舎を展開する代々木ゼミナールの子会社になったようです。
SAPIX中学部・高校部は引き続き、代々木ゼミナールと連携して、大学受験を見据えた高校受験指導などを行う予定です。
なお、SAPIX中学部・高校部を運営していた株式会社サピエンス研究所の前代表取締役小田茂氏は名誉会長に就任しました。
学校が終わった夜の時間帯に進学塾の授業「夜スペ」を行っている東京都杉並区立和田中学校が今月下旬から、学校での成績にかかわらず希望者全員が受けられるよう枠を拡大することを決めた。個別指導の民間業者と新たに提携し、進学塾の授業で「難しい」と感じた生徒には補習中心に行うことにした。
夜スペは1月、和田中を支援する住民でつくる地域本部の主催で始まった。平日の夜と土曜日の週4回、和田中の教室に大手進学塾SAPIXの講師が出向いて3年生に教えている。現在の受講生は18人。もともとは、3月末で退任した藤原和博・前校長が「成績上位層の力をもっと伸ばしたい」と発案した。
ほかの生徒は、地域本部が土曜日に補習の面倒を見ている。しかし中3の内容になるとボランティアで教えるには限界があり、4月に就任した代田昭久校長が「もっと勉強したいという子には全員にチャンスを与えたい」と、あらためて3年生全員129人に募集。新たに24人の応募があり、実力テストをしたところ成績にばらつきがあった。そこで、2カ月程度はSAPIXの授業を体験させ、進度が速すぎると感じる生徒には個別指導でじっくり教えることにした。
個別指導を担当するのは、家庭教師派遣業のトライグループ(二谷友里恵社長)となる見通しだ。個別指導も、SAPIXと同じ料金で授業時間も変わらない。
2008年05月11日 朝日新聞
2008年2月26日 「日能研のミスが招いた 2008中学入試のサピックス圧勝!」
マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 代表中土井鉄信氏
首都圏での中学受験で鎬を削る二つの大手学習塾サピックスと日能研。両塾が歩んできた歴史を振り返りながら、2008年の中学入試で、なぜサピックスが合格実績で他を圧倒したのかを簡単に分析してみたい。
中学入試を大衆化した日能研と、専門店サピックス
ここ10年、首都圏での中学入試は、サピックスと日能研の戦いとなってい
る。かつて栄華を誇った四谷大塚は、この10年で大きく後退してしまった。
しかし、昨年のナガセのテコ入れで、今後四谷大塚は、徐々に力を巻き返すか
もしれないが、それにしても、と思う。今年のサピックスの合格実績は、他を
圧勝し、これまで中学受験をリードしてきた日能研は、この先、生徒集めが苦
しくなるかもしれないと予想させるのに充分なものだった。
サピックスの出自は、東京・八丁堀にあったTAPだ。TAPは、1拠点で
2000名もの生徒を集め、難関校合格に向けて、徹底指導する専門店だった。
サピックスもその伝統を引き継ぎ、難関校合格に圧倒的な力を示している。
それに対し、日能研は、中学入試を大衆化し、学力レンジを広くして多くの
生徒を抱え、難関校から中堅校までの合格を出してきた学習塾だ。
日能研は、20数年前に、神奈川県を脱して、東京・千葉に進出をしていっ
たが、その時のターゲットは四谷大塚で、四谷大塚の難関校の合格実績をひっ
くり返そうと、ゴールデンラインと称して、麻布・栄光・浅野の合格実績を伸
ばして、四谷大塚の牙城を崩し、その地位を確立した。そして、10数年前に
は、首都圏の中学入試を制覇したかのように見えたものだ。
その頃、サピックスは、TAPから分離独立して難関校のほとんどの合格実
績をTAPから奪って、一躍脚光を浴びていた。サピックスは、TAPの1拠点
主義を否定して、多店舗展開に戦略をシフトし、上位層の生徒獲得に動き出し
ていたのである。
専門店の多店舗展開を許した日能研の戦略ミス
この戦略上の変更が、今日の日能研とサピックスの合格競争を決定付けた要
因かもしれない。もし、サピックスがTAPと同じように1拠点主義を取って
いたら、日能研との棲み分けが出来て、中学受験マーケットに今日のような存
在感は、出なかっただろうと思う。また、日能研の側からみれば、サピックス
の多店舗展開が、TAPとの棲み分けのようになると高をくくったのか、それ
とも多店舗展開のオペレーションが上手く行かないと踏んだのか、全くと言っ
ていいほど、サピックスを叩こうという戦略も戦術もなかったようだ。
日能研はやっと最近になって対応策をとったが、合格実績に水をあけられて
からの戦略変更だったので、それなりに衝撃度や気合を必要としたが、実際に
はその戦略の有効性は、期待外れであったといって良い。
サピックスの多店舗展開が、まさに専門店の多店舗展開として、日能研の上
位生を奪っていったのだ。このまま、サピックスとの戦いに本格的に取り組ま
なければ、日能研は上位生をどんどん奪われ、難関校の合格実績でさらに水を
あけられるだろう。
そうなれば、日能研は難関校への存在感が薄れて、大衆中学受験塾になって
いくかもしれない。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツのHP
中土井鉄信氏のブログから著者が発行するメルマガのバックナンバーを読むことができます。
12月9日2時31分配信 毎日新聞
リクルート出身の藤原和博氏が校長を務める東京都杉並区立和田中学校で、来年1月から、大手進学塾「サピックス」(中央区)の講師を招き、2年生を対象に夜間、学力向上に向けた授業をすることが分かった。保護者から授業料を集め希望する生徒を対象にするという。公立中の中で進学塾が定期的な授業をするのは極めて異例で、公立学校と塾のあり方をめぐり、波紋を広げそうだ。
関係者によると、授業は「夜スペシャル」と名付け、保護者らで構成し、同中を地域ぐるみで支援する「和田中地域本部」が主催する形を取る。
授業は国語と数学、英語の3教科で、月、水、金、土の週4日。平日は午後6時半?同9時半。生徒は休憩を取りながら1日3コマを受講する。土曜日は午前9時?正午で、英語のみという。平日コースと平日・土曜日コースの2コースを設け、入塾試験も実施する。生徒のレベルを見ながら授業を展開する。
和田中では、これまでの暗記を重視した授業を疑問視し、物事に対する「論理的思考力」を鍛える方法を模索してきた。今回の試みもその一環で、サピックスの講師と同中の教諭とが連携し、思考力を鍛える教材を共同開発し、その教材を使いながら、サピックスの講師が授業をする。授業料はサピックスの料金の半額に設定し、保護者側が支払って生徒が受講するシステムになるという。
1月から試行的に始め、4月から本格実施したいとしている。
藤原校長は、03年4月に東京都の公立学校では初の民間出身校長として就任。授業の知識を世の中でどう生かすかを学ぶ「よのなか」科を導入するなど、先進的な取り組みで知られる。
来年3月の退任が決まっており、後任は、教育関連会社「トップアスリート」社長の代田昭久さんが務めることになっている。【三木幸治】
▽教育評論家、尾木直樹さんの話 学校の塾化が進むだけで総合的な学力向上にはつながらず、やめた方がいい。塾は教え込むやり方で知識をつけるにはいいが、安全で安心な居場所を確保し、子どもが自ら学ぶように促す学校の役割とは異なる。子どもが先生を見る目も変わり、塾の講師を学校の先生より上に見てしまうだろう。
▽兵庫教育大学長で中央教育審議会副会長、梶田叡一さんの話 学校にいながら安い値段で塾の授業が受けられるのは、生徒の望む学習機会を提供するという観点から評価できる。日本人の多くは抵抗があるかもしれない。だがこれまでどちらかと言えば、陰の存在だった塾を白日の下にさらすことになる。その結果、学校と塾の指導方針が違って子どもが迷うといった弊害が少なくなり、きっちりとした学力形成につながる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071209-00000010-mai-soci
2007年10月22日 東京新聞
作品を無断で小学生向けの教材の挿絵に使われたとして、五味太郎さんら絵本作家や画家ら20人が22日、大手進学塾「SAPIX小学部」の運営会社に計約8300万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
SAPIXの教材については、谷川俊太郎さんをはじめ詩人や作家ら約60人が作品を無断使用されたとして既に提訴しているが、挿絵に関しては初めてという。
原告はほかに、イラストレーターのスズキコージさん、画家・装丁家の安野光雅さんら。
訴えられたジーニアスエデュケーション(東京)の法務部は「現在、文芸作品の著作権侵害について調査委員会を設け調査しており、イラストについても誠実な対応をする」としている。
訴状によると、同社が運営するSAPIX小学部は1994年から2003年、小学生向けの国語や算数の教材計163種類で、200件の作品を著作者に無断で挿絵や表紙に使用した。
(共同)
ZAKZAK 2007/06/22
学習塾が出版、販売している教材に作品を無断使用され、著作権を侵害されたとして、詩人の谷川俊太郎さんら27人が21日、大手進学塾の「SAPIX」と「希(のぞみ)学園」の運営会社などに、出版や販売の差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てた。
申し立てなどによると、首都圏を中心に塾を展開するSAPIXの運営会社などは、小学生用の国語教材で谷川さんら14人の計22作品を無断で掲載。通信教育で使用したり、書店で販売したりした。
また関西などで塾を経営する希学園は、小学生用の国語教材で作家ら13人の計16作品を掲載、塾の生徒に販売した。13人は仮処分とは別に、約2400万円の損害賠償を求める訴訟も起こした。
SAPIX側は「著作権侵害があったのは事実で迷惑をかけ申し訳ない。現在書店で回収作業をしている」とコメント。希学園は「著作権については誠実に対応したい」としている。
2006/02/22 産経新聞
ハイレベルの中学受験で知られる首都圏の進学塾「サピックス」(本部・ 東京都中央区)に通っていた在籍児童延べ約三百人分の名簿が何者か によって持ち出され外部に流出していたことが二十一日、分かった。
名簿には児童生徒の自宅の電話番号や成績に応じて決まる在籍クラスや視力など個人情報が盛り込まれていた。サピックスでは「極めて遺憾 な事態」として調査に乗り出したが、流出経路の特定などはできなかった ため、警視庁に被害届を出す方針。
流出したのは、平成十四年度と十五年度にサピックス自由が丘校に在籍した小学校五年生と六年生延べ二百八十五人の氏名、在籍番号、 クラス、自宅の電話番号や視力などの個人情報が記された名簿。 サピックスの説明では入塾の申し込みの際、本部でコンピューター管理している名簿ではなく、校舎独自に作成したものだという。
名簿の一部には児童一人ひとりに連絡した痕跡を示すようなチェック が手書きで上書きされていた。流出した名簿を使い、生徒へ直接、教材の売り込みや個別指導の勧誘など、個人情報保護法で禁じた名簿の目的外利用が行われた可能性があり、サピックスでは「極めて遺憾」としている。
サピックスでは「これまで塾講師も含めて社員には名簿など個人情報を勝手に持ち出したりしないよう誓約書を取り厳格に管理してきた。しかし、 これほどの人数分の名簿が持ち出されるのは驚き」として流出経路などの調査に乗り出し、名簿が当時の在籍児童のものであることは確認したが「内部の協力なくして持ち出しは考えにくいが、名簿に盛られた児童は既に卒業しており、調査は行ったが流出経路の特定はできなかった」と話す。このため、サピックスでは具体的な流出経緯や持ち出しの実態などを明らかにするため、警視庁に被害届を提出する方針を決めた。
サピックスは、平成元年に設立された難関国立中や私立中向けの受験指導を行う進学塾。首都圏に二十五以上の校舎があり、在籍する小学生は約一万一千人。グループでは高校受験や大学受験の指導も手がけている。