ZAKZAK 2007/06/22
学習塾が出版、販売している教材に作品を無断使用され、著作権を侵害されたとして、詩人の谷川俊太郎さんら27人が21日、大手進学塾の「SAPIX」と「希(のぞみ)学園」の運営会社などに、出版や販売の差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てた。
申し立てなどによると、首都圏を中心に塾を展開するSAPIXの運営会社などは、小学生用の国語教材で谷川さんら14人の計22作品を無断で掲載。通信教育で使用したり、書店で販売したりした。
また関西などで塾を経営する希学園は、小学生用の国語教材で作家ら13人の計16作品を掲載、塾の生徒に販売した。13人は仮処分とは別に、約2400万円の損害賠償を求める訴訟も起こした。
SAPIX側は「著作権侵害があったのは事実で迷惑をかけ申し訳ない。現在書店で回収作業をしている」とコメント。希学園は「著作権については誠実に対応したい」としている。