2007年10月22日 東京新聞
作品を無断で小学生向けの教材の挿絵に使われたとして、五味太郎さんら絵本作家や画家ら20人が22日、大手進学塾「SAPIX小学部」の運営会社に計約8300万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
SAPIXの教材については、谷川俊太郎さんをはじめ詩人や作家ら約60人が作品を無断使用されたとして既に提訴しているが、挿絵に関しては初めてという。
原告はほかに、イラストレーターのスズキコージさん、画家・装丁家の安野光雅さんら。
訴えられたジーニアスエデュケーション(東京)の法務部は「現在、文芸作品の著作権侵害について調査委員会を設け調査しており、イラストについても誠実な対応をする」としている。
訴状によると、同社が運営するSAPIX小学部は1994年から2003年、小学生向けの国語や算数の教材計163種類で、200件の作品を著作者に無断で挿絵や表紙に使用した。
(共同)