大手予備校の代々木ゼミナールを運営する代々木グループが2010年5月27日、「SAPIX小学部」を手がけるジーニアスエデュケーションを同日付で買収したと発表しました。
現在、「サピックス小学部」は生徒数2万人、41教室を展開し、合格実績は首都圏では一人勝ちの状態です。2010年5月期の売上高は120億円の見通し。
代ゼミはジーニアスの複数の創業メンバーから全株式を取得。取得額は明らかにしていません。
代ゼミグループは学校法人高宮学園が経営母体。09年にも高校・大学受験向けの学習塾サピエンス研究所(東京・中央)を買収している。低年齢の受験分野に事業を拡大することで、小学生から大学受験まで一貫した指導体制を構築する。
プレスリリースに書かれていた代々木ゼミナールグループ入りの理由
SAPIX小学部は1989年創業以来、子供たちの「思考力」「記述力」の養成を主眼に置いて、授業、教材、カリキュラム、テスト、クラス編成など全てにおいて最善のものを提供できるよう努めてまいりました。その結果、数多くの志望校合格者を輩出するに至っております。
一方、代々木ゼミナールグループは高校生・高卒生を対象とした大学受験のための授業を全国29校舎において展開し、通信衛星やインターネットを通して1,000校を超える高等学校や学習塾に授業コンテンツを配信しております。また、半世紀以上にわたり蓄積した大学受験指導のノウハウを生かし、公開模擬試験、高等学校向けの教員研修や講師派遣、大学での補習授業などの教育事業を行っております。
今回の代々木ゼミナールグループ入りによりまして、子供たちへの更なる良質な教育の提供ができると考えています。また、昨年9月に同グループ入りをしたSAPIX中学部・高校部との連携も可能になります。大学受験までを見据えた総合教育機関として質的向上にむけて一層精進してまいります。

